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ミニマリストの服の参考に! ワードローブを制服化するファッションデザイナー堀内太郎について

TARO HORIUCHIのロゴ

こんにちは友幸(@humberttomoyuki)です。

 

ミニマリストの人はものを少なくするために服装も最小限にしようとするよね。

そのなかで、洋服を制服化することで考える時間を短縮し、もっと大事な他のことに集中しようとする人たちがいる。

 

ワードローブを制服化した有名な人物はスティーブジョブスだろう。

ジョブスが来ていたのは以下のとおり。

  • 黒のタートルネックセーター
  • リーバイス501
  • ニューバランスのMR993

ニューバランスのMR993は今は廃盤のようで、M990が後継モデルになる。

ジョブスのコスプレしたい人は買うべし。

今回紹介するファッションデザイナー堀内太郎は洋服を制服化している1人だ。

そんな堀内太郎のワードローブを見てみよう。

ファッションデザイナー堀内太郎とは

経歴

堀内太郎は1982年生まれ。

2007年にベルギーアントワープにあるアントワープ王立美術アカデミー首席で卒業している。

その後、2010年春夏に自身の名前を冠したブランド「TARO HORIUCHI」を立ち上げる。

アントワープ王立美術アカデミーって何?

アントワープ王立美術アカデミーは「アントワープ6」などの有名なファッションデザイナーが多数卒業している有名な学校。

ロンドンのセント・マーティンとアメリカのパーソンズと並んで、「世界3大ファッションスクール」と呼ばれている。

 

日本で有名なのは以下のブランド。

  • マルタン・マルジェラ
  • ドリス・ヴァン・ノッテン
  • ウォルター・ヴァン・ベイレンドンク
  • アン・ドゥムルメステール
  • ダーク・ショーンベルガー
  • ウィム・二ールス
  • アンジェロ・フィギュス
  • ヴェロニク・ブランキーノ
  • クリス・ヴァン・アッシュ(現ディオール オムのデザイナー)
  • ステファン・シュナイダー
  • ハイダー・アッカーマン
  • ブルーノ・ピータース
  • ベルンハルト・ウィルヘルム

多い。文字数を稼いでいるわけじゃないよ。

それだけ、すごい学校ってこと。

ラフ・シモンズ(現ジル・サンダーのデザイナー)は入学しなくていいといわれて、元学長リンダ・ロッパのおかげでデビューしたという逸話もある。

 

そんな学校を主席で卒業している。

ファッションエリートである。

ミニマリストの服の参考になるファッションデザイナー堀内太郎のワードローブ

続いて彼のワードローブをみてみよう。

制服化の洋服の種類

堀内太郎の制服は以下のとおり。

  • 白と黒のロングTシャツ
  • 黒のデニム
  • 赤い靴下
  • アディダスのスタンスミス 白/紺

ミニマリストの服の参考になるファッションデザイナー堀内太郎のワードローブ<

装苑 2015年 08月号

 

写真に写っているように最近はボーダーTシャツも着ているらしい。

下半身は全く同じファッションで、上半身のTシャツだけ変化している。

 

これは夏仕様のようで、去年の10月のインタビューだと、トップスは無印良品かブルックスブラザーズの白シャツを着て制服化していると語っていた。

 

まぁジョブスも夏にタートルネックを着てたわけではないだろう。

制服化といっても季節感はあるのである。

制服化したブランド

ちなみにブランドは

  • 白と黒のロンTはヘインズ
  • ボーダーTはアニエスベー
  • デニムはアクネ
  • スニーカーはアディダス

になる。

制服化した服装と同じように、ブランドに関しても定番のものが多い。

ハイブランドのアイテムがないところが好感度が高い。

ファッションデザイナーらしい堀内太郎の洋服のこだわり

選ぶブランドのこだわり

定番アイテムもマイナーチェンジを繰り返しており、自分と何かがズレ始めたら、次を探すらしい。

その時は、いろんなブランドの全サイズを買ってきて、洗いをかける。

そしてフィット感、サイズ感、肌感でこれと決まったら、総入れ替えする。

服の着こなしのこだわり

 ロンTは袖を二巻する。

ブラックデニムは裾の縫い目から5mm残りして折る。

説明が分かりにくいのが、デニムの裾幅は1cmだから、裾から1.5cmで一回折り返しているってことになる。

その位置でアイロンをかけている。

ホリウチタロウの制服化のきっかけ

好きな建築家やデザインの仕事をする人を見ると、いつも同じような制服っぽい服を着ている人が多い。そういった生活感が好きなため自身も取り入れているらしい。

そのなかにスティーブ・ジョブズも入っているのだろうか。

 

あとは様々なものを見てインスピレーションを得るために自分をシンプルにしておきたいとのこと。

このあたりはミニマリストに通じる部分がある。

堀内太郎は制服化しているがミニマリストではない

堀内太郎はワードローブを制服化しているが、ミニマリストではない。

写真を見ればわかると思うが、彼の洋服のストックは膨大だ。

靴下やスニーカーも50足ほど保有しているとのこと。

インタビューでは触れられてないが、ロンTなどの他のアイテムもそれぐらい持っているのだろう。

 

確かに、洋服自体がマイナーチェンジしてシルエットが変わることはよくあること。

そのため、気に入ったシルエットが見つかったらストックしている人はいるだろう。

でも50足も同じ靴を保有している人は少ないというかいないと思う。

極端すぎる。

 

彼は服装はシンプルに制服化しているが、ミニマリストには興味がない。

制服化するマキシマリストでもあるといえる。

まとめ

いかがだったろうか。

個人的には、下半身の服装を固定化するというのは参考になった。

下半身だけ制服化するのはハードルが低いので取り入れやすい。

あとは服装がシンプルになるので彼のように、自分なりのこだわりをもってアレンジを加えるのがいいかも。

 

ミニマリストの人はぜひ参考にしてみてね。

 

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